
犬の膵炎治療の流れと費用はどれくらい?後悔しないために知っておきたいこと
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「急に愛犬が元気をなくした」「吐いたり下痢をしたりして心配」――もしかすると、それは“膵炎”かもしれません。
犬の膵炎は見過ごすと命に関わることもある怖い病気です。しかし、早期発見・早期治療ができれば回復も可能です。この記事では、犬の膵炎の治療の流れやかかる費用の目安、そして予防のためにできることを詳しく解説します。
犬の膵炎治療は早期対応がカギ。費用は軽症で3万円~、重症で10万円超も
膵炎の治療は、どれだけ早く気づいて適切な治療を始められるかが重要です。治療の流れは症状の重さによって異なりますが、基本的には以下のような流れで進みます:
膵炎は進行が早く、症状が重くなると入院が必要に
膵炎は膵臓に炎症が起きる病気で、「急性膵炎」と「慢性膵炎」に分かれます。とくに急性膵炎は、数時間で症状が悪化することもあるため迅速な対処が不可欠です。
主な症状としては、
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食欲不振
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嘔吐や下痢
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元気がない
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お腹を触られるのを嫌がる
などがあり、これらの症状が見られた場合はすぐに動物病院を受診しましょう。
【具体例】犬の膵炎治療の一般的な流れと費用の目安
では、実際に病院でどのような流れで治療が行われ、費用はどれくらいかかるのでしょうか?
① 初診・検査(約5,000円~15,000円)
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問診・触診
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血液検査
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エコー検査(腹部の超音波)
膵炎かどうかを判断するためには、特定の血液検査や画像診断が必要です。
② 治療(軽症の場合:30,000円~50,000円)
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脱水症状に対する点滴
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痛み止めや吐き気止めの投薬
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食事療法の指導
軽度の膵炎であれば、通院治療+食事療法で回復が見込めます。
③ 治療(重症の場合:100,000円~200,000円)
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数日間の入院
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高度な点滴治療
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精密検査の継続
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栄養管理と安静
重度の膵炎では、入院治療が必要になることが多く、費用も一気に跳ね上がります。
膵炎は「早期発見・早期治療」が最良の予防策。そして毎日の食事管理が予防のカギ
膵炎の怖さは、発見が遅れると一気に悪化してしまうことです。しかし、飼い主が日々の様子をしっかり観察し、早めに異変に気づいて病院に行けば、多くの場合は回復が望めます。
そしてもう一つ重要なのが、日々の食事です。高脂肪な食事やおやつは膵炎のリスクを高めるといわれています。だからこそ、予防的な観点からも「低脂肪・高たんぱく・無添加」のおやつを選ぶことが大切です。
「膵炎予防にもやさしいおやつ」なら、こらすぃおん
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最後に|膵炎は怖くない、知識と準備があれば大丈夫
膵炎は確かに怖い病気ですが、早期対応と食生活の見直しで予防や再発防止が可能です。
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