「この添加物、見たことある」犬のおやつに使われがちな成分を一つずつ解説

「この添加物、見たことある」犬のおやつに使われがちな成分を一つずつ解説

成分表示、読んでいますか?

「これ、保存料って書いてあるけど安全なのかな…」
「なんとなく無添加を選んでるけど、何が“添加物”か実はよく分からない」

そんな風に思ったこと、ありませんか?

犬のおやつやフードには、人間の食品と同じように様々な添加物が使われています。
でも、それが何のために入っていて、どういうリスクがあるのか――
成分表示を読んでもピンとこない方が大半です。

そこで今回は、「見たことあるけどよく分からない」
犬のおやつでよく使われる添加物5つを、目的と注意点を交えて解説します。


添加物①|ソルビン酸カリウム(保存料)

目的:カビや細菌の増殖を抑えて、長期保存を可能にする

おやつを常温で長く保存できるのは、保存料のおかげ。
中でも「ソルビン酸カリウム」は、最もよく使われる防腐剤のひとつです。

🔍 注意点:
発がん性のリスクを指摘する研究もあり、過剰摂取や長期的な摂取は避けたい成分
特に体が小さな犬にとっては、ごく少量でも影響が出る可能性があります。


添加物②|プロピレングリコール(保湿剤)

目的:おやつのしっとり感を保つために使用

ソフトタイプのジャーキーやボーロによく使われます。
水分を保つことで、見た目・食感・日持ちをよくする役割があります。

🔍 注意点:
猫では中毒例が報告されており、犬にも与えすぎには注意が必要。
アメリカではペットフードへの使用が一部制限されています。


添加物③|BHA・BHT(酸化防止剤)

目的:油脂の酸化を防ぎ、風味や品質を保つ

BHA(ブチルヒドロキシアニソール)、BHT(ブチルヒドロキシトルエン)は、
おやつに含まれる脂肪が酸化して腐敗するのを防ぐ目的で使われます。

🔍 注意点:
発がん性や内臓負担が報告されており、欧州では使用を制限する動きも。
日本ではペット用に使用可能ですが、健康意識の高い飼い主からは敬遠されがちです。


添加物④|着色料(赤色◯号、黄色◯号など)

目的:見た目を美味しそうに見せるための人工色素

犬にとっては視覚的な“美味しさ”の意味はほぼなく、
人間向けに美しく見せるための要素です。

🔍 注意点:
化学合成された着色料の中には、アレルギーや行動異常、発がん性の報告がある成分も。
「赤◯号」や「青◯号」といった表記に要注意です。


添加物⑤|香料(ミートフレーバーなど)

目的:香りを強調して食いつきをよくする

香料自体は食品添加物として広く使われますが、
「香料」とだけ書かれていて、その成分の詳細が分からないことが多いのが課題。

🔍 注意点:
天然由来であってもアレルゲンになることもあり、不明成分は避けたい人にとって不安材料になります。


飼い主ができる3つの選び方

「じゃあ何を基準におやつを選べばいいの?」という方は、以下の3つを意識してみてください。

  1. 原材料表示がシンプルなものを選ぶ
     → 食材名だけで構成されているかをチェック

  2. 見た目が“派手すぎない”おやつを選ぶ
     → 着色されていない自然な色合いが目印

  3. 小袋・冷蔵保存・手作りタイプを選ぶ
     → 添加物に頼らず新鮮さを保つ工夫がされている証拠


🦴「こらすぃおん」の無添加おやつはこんな方におすすめです

  • 添加物ゼロ・保存料ゼロ・香料ゼロ(何も入ってない)

  • 低アレルゲン(鹿肉・魚など)使用

  • 小袋&手作りで新鮮な状態をキープ

  • 犬の管理栄養士&フーディスト監修

「裏面の成分表示、ちゃんと読めていますか?」
そんな気づきをくれるおやつが、ここにあります。

👉【▶ 無添加・安心おやつを見てみる】
👉【▶ 成分に関するコラムをもっと読む】

ブログに戻る