犬のおやつに潜むリスク。最も注意すべき添加物とは?

犬のおやつに潜むリスク。最も注意すべき添加物とは?

「無添加」を選んでるつもりでも、危険は潜んでいる?

愛犬にあげるおやつ。
成分表示に「保存料」「香料」「酸化防止剤」…と並んでいるけど、正直よくわからない。
「なんとなく無添加を選んでるから大丈夫」と思っていませんか?

実は、“見えないリスク”を持つ添加物は存在し、その中でも特に注意すべきものがあります。

今回は、最もリスクが高いとされる添加物=酸化防止剤(BHA・BHT)について詳しく解説します。


なぜ「酸化防止剤」に注意が必要なの?

おやつに含まれる油脂や肉類は、時間が経つと酸化して劣化します。
それを防ぐために使われるのが「酸化防止剤」です。
中でも代表的なのが、

  • BHA(ブチルヒドロキシアニソール)

  • BHT(ブチルヒドロキシトルエン)

これらは保存性を高める目的で広く使用されていますが、リスクが高い添加物として世界的にも議論されているのです。


BHA・BHTが「最も避けたい」と言われる3つの理由

① 発がん性の可能性がある

国際がん研究機関(IARC)では、
BHAを「ヒトに対して発がん性の可能性あり(Group 2B)」に分類
BHTについても、動物実験で肝臓や甲状腺への悪影響が指摘されています。

👉 一度に大量摂取しなくても、日常的に摂ることで体内に蓄積されていく可能性があるのが問題です。


② 犬の代謝では排出しにくい

犬は人間よりも体が小さく、肝機能も繊細です。
そのため、脂溶性の化学物質を代謝・排出する力が弱く、影響を受けやすいのです。

特に、小型犬やシニア犬は解毒能力がさらに低下しているため、少量でも蓄積リスクが高くなります。


③ 安全な代替成分があるのに使われている

酸化を防ぐには、本来ビタミンE(トコフェロール)やローズマリー抽出物などの自然由来の酸化防止剤でも十分対応できます。

にもかかわらず、

  • 安価で安定している

  • 賞味期限が延びる

  • 工場生産に向いている

という理由から、コスト優先でBHA・BHTが使われているのが現状です。


飼い主ができる「表示の見極め方」

おやつを選ぶときは、次のような点に注意しましょう:

✅ 成分表示に「BHA」「BHT」「エトキシキン」がないか確認
✅ 「酸化防止剤(ビタミンE)」など、自然由来の表記があるか
✅ 成分がシンプルで、保存期間が短めでもOKなおやつを選ぶ
✅ 小袋包装で、酸化しにくい設計になっているかチェック


🦴こらすぃおんの無添加おやつは“見えない不安”にも配慮しています

当店「こらすぃおん」では、
酸化防止剤・保存料・着色料すべて不使用のガチ無添加おやつをご用意しています。

✔ 鹿肉・馬肉・魚など低アレルゲンな素材
✔ 小袋で酸化を防止し、開封後も新鮮
✔ 犬の管理栄養士・ペットフーディスト監修の国産手作り

「長く元気に、そして安心して食べさせたい」
そんな思いに応える品質をお届けしています。

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🐶まとめ|“目に見えない不安”から愛犬を守るには

犬の体は、すべて「食べたものでできている」。
だからこそ、「何が入っているか」だけでなく「なぜ入っているか」「本当に必要か」を見極める力が、飼い主には求められます。

  • 添加物はすべてが悪いわけではない

  • でも、BHA・BHTのように“代替できるのに使われている”成分は要注意

今日からぜひ、おやつの裏側(成分表示)もチェックする習慣をはじめてみてください。

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