人と犬は違う!ワンコにとっての炭水化物って?
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🍚「うちの子、パンもごはんも大好きなんです!」
そう話す飼い主さんはとても多いですよね。
確かに、炭水化物を喜んで食べるワンちゃんはたくさんいます。
でも、ここで少し立ち止まって考えてみてください。
人と犬は、消化器の構造も栄養の必要性もまったく違います。私たち人間にとっての主食=炭水化物は、犬にとってどうなのでしょうか?
この記事では、ワンコにとっての「炭水化物」の役割やリスク、そしてどう付き合えばよいのかを、健康志向の飼い主さん向けにわかりやすく解説します。
炭水化物はワンコの必須栄養素ではない
犬はもともと肉食に近い雑食動物。たんぱく質と脂質を主なエネルギー源として生きてきました。実際、犬にとって炭水化物は「必須栄養素」ではありません。
人間は炭水化物を分解する酵素「アミラーゼ」を唾液の中にも持っていますが、犬の唾液にはほとんど含まれていません。つまり、炭水化物の消化があまり得意ではないのです。
そのため、炭水化物の摂りすぎは、消化不良や下痢、腸内環境の悪化につながる恐れがあります。特にパンやクッキー、ケーキなど、人間用に作られた炭水化物中心の食べ物は要注意です。
✅ では、どれくらいの炭水化物ならOKなのか?
📊 一般的な目安(AAFCO・NRCなどに基づく)
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総カロリーの20〜30%程度が炭水化物由来でも問題ない(健康な成犬の場合)
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高たんぱく・低炭水化物食を目指すなら、炭水化物は10〜20%程度に抑えるのが理想
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犬用フードによくある炭水化物量は40〜60%(実はかなり多い)
👉 一般的なドライフードは穀物でかさ増しされているものが多いため、注意が必要です
🐕 どんなときに炭水化物が役立つの?
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活動量が多い犬・若い犬 → 短期的なエネルギー源として活用できる
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食欲が落ちているとき → ごはんやさつまいもで嗜好性アップ
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療法食・高繊維食 → 消化器ケアや便秘改善に炭水化物(繊維)が役立つことも
与えすぎは肥満・アレルギー・糖質依存の原因に
ワンちゃんにとって炭水化物は、必要以上に与えることで多くのリスクが発生します。
🐾 太りやすくなる:余った炭水化物は脂肪に変換され、肥満の原因に。
🐾 アレルギーの引き金に:小麦やコーンなどはアレルゲンとなるケースも。
🐾 血糖値の乱高下:急激に血糖値が上がることで、興奮しやすくなったり情緒が不安定になることも。
実際、市販のおやつや「人と一緒に食べられるおやつ」の多くが、こうした炭水化物中心のレシピになっています。見た目やイベント性は楽しいですが、ワンちゃんの体には負担がかかっているかもしれません。
自然の食事に近いおやつ選びを
大切なのは「見た目」ではなく「本当に体に合った栄養」。
炭水化物よりも、良質なたんぱく質や天然の脂質を摂れるおやつが、愛犬の健康維持にはぴったりです。
特におすすめなのは、
🐟 魚の干物ジャーキー(カルシウム・DHAが豊富)
🥩 お肉の無添加ジャーキー(高たんぱく・低脂肪)
こうしたおやつは、「ヒューマングレード」かつ「無添加」であれば、人と素材を分け合う本当の意味で一緒に楽しめるおやつだと思います。
今日から見直す、わんこのおやつ選び
人間と犬は違う存在。
私たちが「おいしい」「嬉しい」と思うものが、ワンちゃんにとっても良いとは限りません。
かわいいからこそ、体に合ったものを選んであげたい。
🍖 高たんぱく・低炭水化物
🍃 無添加・ナチュラル素材
🦴 噛むことで健康をサポートする設計
こうした視点でおやつを選ぶことが、愛犬の長生きと健やかな毎日につながります。
見た目よりも中身重視。
今日から、わんこのおやつ選び、少しだけ意識してみませんか?
