犬の膵炎は治ったら普通のおやつに戻していい?

犬の膵炎は治ったら普通のおやつに戻していい?

「膵炎はもう治りましたよ」

そう聞くと、飼い主さんとしてはホッとしますよね😊

食欲も戻った。
元気に散歩もしている。
ごはんもしっかり食べている。

そうなると次に気になるのが、

「そろそろ普通のおやつをあげてもいいのかな?🤔」

ということではないでしょうか。

結論からいうと、膵炎から回復したからといって、

すべてのワンちゃんが一生おやつ禁止になるわけではありません。

一方で、「治った=今日から何でもOK!」とも言い切れません。

膵炎の原因や再発リスク、急性か慢性かによって、

その後のおやつとの付き合い方は変わってきます🐶

 

膵炎が治った後も「脂肪」は意識したい

犬の膵炎では、治療中に低脂肪の食事が選ばれることが一般的です。

脂肪は消化の過程で膵臓の働きと関係するため、

膵炎の食事管理では重要なポイントになります。

特に治療中や回復直後は、自己判断で普段のフードやおやつに一気に戻すのではなく、

獣医師の指示に従って食事を調整することが大切です。

「元気そうだから、今日はちょっとだけ…」

このちょっとだけが積み重なるのが、おやつの恐ろしいところです😂

ワンちゃん側からすれば、

「元気になったんだから肉をください🐶」

という気持ちかもしれませんが、

ここは飼い主さんが冷静に選んであげたいところですね。

 

一度の急性膵炎なら普通の食事に戻れることも

ここは意外と知られていないポイントです。

一度膵炎になったからといって、

すべての犬が生涯ずっと低脂肪食を続けなければならないとは限りません。

膵炎から十分に回復した後は、低脂肪の療法食を長期間続ける必要がないケースもあり、

以前の食事へ戻せる場合もあります。

ただし、原因がはっきりしない場合や再発リスクがある場合には、

その後も脂肪を控えた食生活が検討されます。

つまり、

🐾 一度だけの急性膵炎なのか

🐾 膵炎を繰り返しているのか

🐾 慢性膵炎なのか

🐾 高脂血症などのリスク要因があるのか

などによって判断が変わるということです。

「膵炎経験犬」というひとつの括りだけでは決められないんですね。

 

おやつを再開するなら少量から

獣医師から通常の食事に戻してよいと言われた場合でも、

おやつはいきなり以前と同じ量に戻すのではなく、少量から始める方が安心です😊

 

特に最初は脂肪の多いものを避け、低脂肪のおやつを選ぶ方法があります。

また、おやつだけを見るのではなく、

「1日に食べているもの全部」

で考えることも大切です。

フードは低脂肪なのに、おやつで脂肪をたっぷり摂っていたら、せっかくの食事管理がもったいないですよね💦

一般的なおやつの考え方としても、

おやつやトッピングは1日の摂取カロリーの10%以内がひとつの目安とされています。

膵炎を経験したワンちゃんの場合は、

この量についても獣医師と相談しておくと安心です。

 

「肉のおやつ=全部ダメ」ではありません

ここも勘違いされやすいところです。

同じ肉でも部位によって脂肪量はかなり違います。

例えば、脂身の多い部位と脂肪の少ない赤身では同じ「肉のおやつ」でも中身は

同じではありません。

そのため、

「鶏肉だから大丈夫」
「鹿肉だから低脂肪」
「魚だから健康的」

と食材名だけで判断するのではなく、実際の脂肪量を見ることが重要です👀

市販のおやつなら、パッケージの成分表示にある「粗脂肪」も選ぶ際の参考になります。

ただし、水分量が大きく違う商品同士では粗脂肪の数字だけを

単純比較できないこともあるので、

膵炎後のおやつ選びで迷ったら獣医師へ確認してください。

 

こんな変化があったらおやつを中止して相談を

おやつを再開した後に、

🐶 食欲が落ちた
🐶 嘔吐した
🐶 下痢をした
🐶 元気がなくなった
🐶 お腹を痛がるような様子がある

といった変化が見られた場合は、おやつを中止して動物病院へ相談しましょう。

膵炎では吐き気、食欲低下、腹痛などがみられることがあります。

「昨日ちょっと食べすぎただけかな?」

と様子を見続けるより、膵炎の経験があることを伝えて獣医師に確認する方が安心です。

 

大切なのは「禁止」ではなく、その子に合った戻し方

膵炎を経験すると、

「もう好きなおやつを食べさせてあげられないのかな…」

と心配になる飼い主さんもいると思います。

でも、必ずしも一生おやつ禁止というわけではありません😊

十分に回復して通常の食事に戻れるワンちゃんもいますし、低脂肪を意識しながらおやつを楽しめるワンちゃんもいます。

反対に、慢性膵炎や再発を繰り返している場合には、

長期的な脂肪制限が必要になることもあります。

だからこそ、

「治ったから大丈夫」

ではなく、

「この子の場合は、どこまで戻していい?」

と考えてあげることが大切です🐾

おやつは栄養を摂るためだけのものではなく、

愛犬との楽しいコミュニケーションの時間でもあります。

無理にゼロにするのでも、急に元通りにするのでもなく、

その子の体調に合わせながら少しずつ。

膵炎を経験した後だからこそ、

愛犬に合った「ちょうどいいおやつ時間」を見つけていきたいですね😊

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筆者挨拶

はじめまして。
こらすぃおんのモリサキです。


僕たちの暮らしは柴犬「ムサシ」と
出会ったことから大きく変わりました。

「安心して与えられるおやつって意外と少ないんじゃないか?」


気になり始めると、納得するまで

とことん調べたくなる性格です。


犬の管理栄養士、
ペットフーディストとして、

今も原材料や栄養について

学び続けています。


私たちが大切にしている基準は、

一つだけ。


「本当にうちの子へ

与えたいと思えるか。」


その答えが「はい」のものだけを、

こらすぃおんでお届けしています。

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