犬にもミネラルは必要?不足と摂りすぎについて
Share
「ミネラルは控えたほうがいい」
ワンちゃんの食事について調べていると、こんな言葉を見かけることがあります🐶
特にシニア犬や尿路・腎臓について調べていると、
「リン」「カルシウム」「ナトリウム」など、いろいろな名前が出てきますよね。
そうすると、
「ミネラルって少ないほうがいいの?」
と思ってしまうかもしれません。
でも実は、ミネラルはワンちゃんの体にとって必要不可欠な栄養素です✨
大切なのは「とにかく減らす」ことではなく、
必要な種類を適切な量とバランスで摂ることなんです。
そもそもミネラルって何?🐾
犬に必要なミネラルには、
・カルシウム
・リン
・ナトリウム
・カリウム
・マグネシウム
・鉄
・亜鉛
・銅
・ヨウ素
・セレン
などがあります。
「こんなにあるの!?」と思いますよね😂
それぞれ役割が違い、骨や歯だけでなく、
筋肉や神経、血液、体内のさまざまな働きに関わっています。
たとえばカルシウムは骨や歯の材料になるだけでなく、
筋肉の収縮や神経の働きなどにも関わる大切なミネラルです。
鉄や銅、亜鉛なども必要量は多くありませんが、体を正常に保つために欠かせません。
つまり、
「ミネラル=なるべく避けたいもの」
ではないんですね😊
ミネラルは「量」だけではなくバランスも大切
特に分かりやすいのがカルシウムとリンです。
どちらも犬に必要な栄養素ですが、片方だけをたくさん摂ればいいわけではありません。
カルシウムとリンは互いに関係しながら働くため、そのバランスが重要になります。
たとえば肉ばかりに偏った食事では、リンが多くカルシウムが不足しやすくなります。
「お肉は体に良さそうだから、たくさんあげよう!」
という気持ちが、必ずしも栄養バランスの良い食事につながるわけではないんです🐶💦
特に手作り食を主食にする場合は、
こうしたミネラルバランスまで考える必要があります。
ミネラルが不足するとどうなる?🤔
不足したときに起こることは、どのミネラルが不足しているかによって違います。
たとえばカルシウムやリンのバランスが大きく崩れた状態が続けば、
骨の正常な形成や維持に影響することがあります。
鉄や銅などは血液をつくる働きに関係しているため、
不足によって貧血につながることもあります。
とはいえ、総合栄養食を適量食べている健康なワンちゃんであれば、
食事由来のミネラル不足は一般的には多くありません。
「不足していたら怖いからサプリを足しておこう!」
と自己判断で追加する必要は基本的にはないということです😊
じゃあ多めに摂れば安心?🐕
ここがミネラルの難しいところ。
「必要なら多めに摂っておけば安心!」
とはなりません。
必要以上に摂取すると、他のミネラルの吸収に影響したり、
全体の栄養バランスを崩したりすることがあります。
特に成長期のワンちゃんでは、
カルシウムの過剰摂取が骨格の正常な発達に悪影響を与えることがあります。
ナトリウムも体に必要なミネラルですが、極端な量を摂取すれば問題になります。
ミネラルは、
「少ないほど健康的✨」
でも、
「多いほど健康的✨」
でもありません。
なかなか気難しい存在です😂
おやつではどう考えればいい?🍖
健康なワンちゃんで、主食として総合栄養食を食べている場合、
おやつだけでミネラルを完璧に調整しようと神経質になる必要はありません。
おやつはあくまで食事全体の一部分。
大切なのは「何をどのくらい食べているか」を全体で考えることです😊
一方で、腎臓病や尿路結石などで獣医師から特定の栄養素を
制限するよう指示されている場合は話が別です。
「ミネラルを控えてください」だけではなく、
「どのミネラルを、どの程度控える必要があるのか」
を確認することがとても大切です。
リンなのか、ナトリウムなのか、カルシウムなのか。
ここが違えば、おやつ選びも変わってきます🐾
「ミネラル=悪者」にしないこと😊
ワンちゃんの食事を調べれば調べるほど、
「これは多いとダメ」
「これは控えたほうがいい」
という情報が目に入ります。
すると、ついつい「入っていないもの」を探したくなりますよね。
でも、ミネラルはワンちゃんが健康に生きていくために必要な栄養素です。
大切なのはゼロにすることではなく、不足させず、摂りすぎず、バランスよく摂ること。
毎日のごはんもおやつも、
「この成分は悪い!」
とひとつだけを見るのではなく、食事全体を見ることが大切ですね🐶✨
