愛犬が触られるのを嫌がるようになった時に見直すべきこと🐶👐
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ついこの前まで、撫でられるのが大好きだった愛犬。
それが最近は「撫でようとすると逃げる」「触ると怒るようになった」と感じていませんか?
もしかするとそれは、体の異変や心のSOSのサインかもしれません。
愛犬との信頼関係を深めながら、もう一度「ふれあい」を取り戻すために、今見直したいことをまとめました。
🐾 触られるのを嫌がるようになるのは珍しくないこと
「今までそんな子じゃなかったのに…」とショックを受ける飼い主さんも多いですが、年齢や環境、体調によって犬の“触られ方への反応”は変化するものです。
よくあるケースは以下のようなものです。
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シニア犬になって関節や筋肉に痛みが出始めた
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抱っこや撫で方が犬にとって負担になっていた
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以前のふれあいで不快な経験があった(静電気や痛み)
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急に撫でようとして驚かせてしまった
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体調が悪く、そっとしておいてほしい気分
犬は言葉で不調を伝えられないからこそ、“触られるのを嫌がる”という行動で知らせてくれることがあります。
🛑 こんな行動が増えていたら要注意
愛犬の様子を観察してみましょう。
以下のような行動が見られたら、体の痛みや病気のサインである可能性があります。
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触った瞬間に唸る、怒る、逃げる
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撫でられる前に体をこわばらせる
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抱っこを嫌がってバタバタする
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触ろうとすると背中や腰を丸める
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触った箇所を気にして舐め続ける
これらは一時的な「気まぐれ」ではなく、何らかの不快感や痛みを感じているサインかもしれません。
特に、加齢による関節の痛みや、神経の異常、皮膚疾患などが潜んでいることもあるため、放置せずに一度獣医さんに相談することをおすすめします🏥
🧡 見直してあげたい日常のふれあい方
もし体に異常が見られない場合は、ふれあい方そのものを少し変えてみることで、犬の気持ちが変わることがあります。
✔️ 急に触らない
人間も、突然肩を叩かれたらビックリしますよね。犬も同じです。
名前を優しく呼んで、視線が合ってからそっと触れるだけでも、警戒心は大きく変わります。
✔️ 嫌がる場所は無理に触らない
犬には「触ってほしい場所」「触られたくない場所」があります。
しっぽやお腹、足先などは特に敏感。まずは背中や肩、首周りなど“安心ゾーン”からスタートしてみましょう。
✔️ 撫でる時間は短く、優しく
長時間べたべたするのが苦手な犬も多くいます。
優しく、ゆっくりと、数秒でやめるくらいがちょうど良い子もいます。
🍀 食事や環境から心と体のストレスを減らす工夫も
触られることを嫌がるようになった背景には、**体の不調だけでなく「ストレス」**が関係していることも少なくありません。
たとえば…
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食事が合っていなくて腸内環境が乱れている
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運動不足でエネルギーが発散できていない
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家族の生活音や家具の配置が変わった
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多頭飼いや来客など、環境に変化があった
こうした些細な変化が、犬の心の余裕を奪い、「触られたくない」という反応につながっていることもあります。
特に消化の負担がかかる食事やおやつは、犬にとって見えないストレス源になることも。
この機会に、腸や体にやさしい無添加のおやつに見直してみるのもおすすめです。
🐾 愛犬の気持ちを、もう一度「ふれあい」でつなぐために
犬は、飼い主を嫌いになったわけではありません。
今まで当たり前だったふれあいが、今の体や心にとって少しだけ負担になっている。
それを私たちに“そっと”伝えてくれているんです。
そのサインに気づけた今は、愛犬との関係をもっと優しく深めていけるチャンスでもあります。
「最近ちょっとそっけないな…」
そう感じたら、ぜひ今日から少しだけ、触れ方・接し方・食べるものを見直してみてください。
きっとまた、心からリラックスして身をゆだねてくれる日が戻ってきますよ😊💕
