犬の管理栄養士が薦める犬のおやつの選び方
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愛犬の健康と長寿を願う飼い主さんにとって、おやつ選びは決して軽視できないテーマ!実際、日々の食生活の一部として何を選ぶかが健康状態に大きく関わります。犬の管理栄養士として、専門的な立場から安心して与えられるおやつの選び方を解説します。
1. 原材料のシンプルさが第一条件
犬のおやつ選びで最も大切なのは「何で作られているか」です。
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主原料がシンプルで一目で分かる(例:鮭100%、鹿肉のみ)。
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複数の添加物が並んでいない。
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保存料や着色料、香料など人工的な成分は避ける。
👉 素材そのものの良さを活かしたおやつ が、安心と健康につながります。
2. 健康を支える栄養的な視点
愛犬のおやつは「ただのご褒美」ではなく、健康維持の一部です。
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良質なたんぱく質 → 筋肉・免疫の維持に不可欠
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必須脂肪酸(オメガ3など) → 皮膚や毛艶のサポート
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低脂肪・低カロリー → 肥満や生活習慣病の予防に
日常の食事バランスを崩さない範囲で取り入れることが理想です。
3. 犬のライフステージに合わせる
愛犬の年齢や体調によって適したおやつは変わります。
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子犬期:消化にやさしい柔らかいおやつ
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成犬期:活動量に合わせた高たんぱく・低カロリー
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シニア期:噛みやすい柔らかめ・関節や心臓にやさしい低脂肪
👉 年齢に合ったおやつを選ぶことが「健康寿命」を延ばすカギになります。
4. ニセ無添加・ニセ国産に注意
「無添加」「国産」という言葉は安心感がありますが、そのまま信用するのは危険です。
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ニセ無添加
着色料や香料は不使用でも、防腐剤や酸化防止剤が含まれている場合があります。 -
ニセ国産
国産と書かれていても、実際には原材料は海外産で、国内で加工しただけというケースも。
👉 表記だけに惑わされず、裏面の原材料表示を必ず確認 することが大切です。
5. 裏面ラベルのチェックポイント
① 主原料が具体的に書かれているか
「鶏ささみ」「鹿肉」「鮭」など、どの食材を使っているか一目で分かるものは安心です。
一方で「肉類(鶏・豚)」といった表記だと、
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どちらの動物が使われているのか
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部位はささみ・胸肉・皮・脂身なのか
が不明確です。
このような曖昧な表記では、脂肪分や消化のしやすさが分からず、アレルギーがある犬にとってもリスクになります。
② 添加物や保存料が入っていないか
「無添加」と書かれていても、実は酸化防止剤や保存料が含まれているケースがあります。
完全無添加なのか、それとも一部だけ無添加なのかを、ラベルで確認しましょう。
③ 不明瞭な原料が並んでいないか
「動物性たんぱく」「副産物」など抽象的な原料は、実際に何が使われているのかが分かりません。信頼できる商品であれば、どこのものか原材料を明確に記載できるはずです。
👉 「原材料の正直さ」を見る目が、愛犬の健康を守ります。
まとめ
犬の管理栄養士として強くお伝えしたいのは、「シンプル・安全・愛犬に合ったもの」こそが理想のおやつ ということです。
「無添加」「国産」の文字に安心するだけでなく、ラベルの裏側まで読み解き、本当に信頼できるものを選びましょう。
迷ったときは、まず 無添加・国産・単一原料のおやつ から始めてみてください。
愛犬の健やかな毎日につながる一歩になります。
